F-12CにCM11
富士通製のスマホであるF-12Cを弄ってみました。
この機種は、
2011年 8月7日(日)発売
~仕様~
OS:Android 2.3.4(Gingerbread)
CPU:MSM8255 1GHz
RAM:512MB / ROM:1024MB (初期空き容量383MB前後)
ディスプレイ:3.7インチマルチタッチTFT液晶 1677万色、 WVGA (800×480)
カメラ:810万画素
バッテリー容量:1460mAh
サイズ:高さ119×幅60×厚さ9.8mm(最厚部 約 10.5mm)、約107g
持っていてなんとなく愛着を感じる可愛い機種です。
結構人気もあるのでしょか、ROOTを取るためのツールもあります。先人たちの努力の賜物でしょう。ツールのリンクここ。
http://www.mediafire.com/file/gygmh3sgtxeb65b/f12c_tools_r51.LZH
しかし、現在はさすがにこれ以上扱うのは、性能、容量的に難しいものがあり、2チャンネルでも投稿は少なっています。
以下忘備録的に。
1.ネットワーク接続
SIMカード(UIM)は適当なのを持っていないので自宅のWIFIに繋ぐ。これはOKで簡単に繋がりました。
2.Google Playにアクセス
現在、Andoroid2.3.4なので GooglePlayではなくMarketとなっています。なんとなく懐かしいですが。
Marketをクリックして起動、Googleアカウントを設定していきます。持っているIDとPaswordでログイン。
画面を見ると、アイコンの名前がGooglePlayに変わります。
クリックしてアクセスしようとしますが、「アイテムは見つかりませんでした。再試行」のメッセージが表示。
この場合は、設定、アプリケーションでGooglePlay選び、データ、キャッシュの削除をして再起動すれば大丈夫そう。
ここでのGoogleアカウントの認証作業で「サーバーへの安定したデータ接続を確立できません」が出て困る事があるようです。その場合、付属の標準ブラウザから http://mail.google.com にアクセスし、ログイン。このあとマーケットからログイン操作をするとうまくいく場合があるようです。
3.不要なアプリの削除
ここで、ROOTなしで削除出来る不要なアプリを削除していきます。いろいろ懐かしい物がありますが。
4.ROOT取りとCWMリカバリ導入
Toolは2チャンネルのスレッドにリンク先があります。f12c_tools_r51.LZHをダウンロードし、解凍。
ADBは通じていることは確認しておきます。
初めてPCとUSBで接続する場合は、富士通製のドライバーもインストールしておく必要があります。ここを参照。
http://smartgoods.me/2011/11/f12c_for_usb_driver/
ツールから以下を順に実行します。
f12c_root.bat
f12c_recovery.bat
OutOfMemoryのエラーが出てない事を確認して下さい。さもないと、結果的にヤバイ事になります。バックアップも自動的にされますのでツール内のフォルダ名も勝手に変えないようにして下さい。
再起動すると、SuperSUがいらっしゃいます。
5.CWMリカバリに入るには
F-12Cの電源OFF後、ケーブル等は繋がないで、MENUボタンと戻るボタンを押しながら電源ボタンを押す。
電源が入りそのまま押し続けると6秒程度でRecovery Mode画面になるので、ボタンから手を離す。
音量ボタンの上下で「Factory data reset」を選択してホームボタンで決定。
CWMが導入されているので実際にFactory data reset(工場出荷状態に戻す)はありません。
次の画面でも先ほどと同様に「Yes」を選択して決定するとdocomoロゴが表示されて、すぐにClockworkMod Recoveryが起動します。
6.CM11の導入
続けてCM11 KitKat4.4.4ですね、これを導入してみます。ここでのやり方はいろいろあるかと思いますが、あくまで参考として下さい。これがベストとは思いませんが、参考に。
F12C氏のサイト、https://f12c.wordpress.com/ のファイル倉庫からCM11の中の以下のファイルをダウンロード。CM11にしたのは一番安定しているのかなと勝手に思ったので。
cm-11-20160812-UNOFFICIAL-f11eif_signed.zip
kk_minimal_gapps_jellicle_kang.zip
simpatch_signed.zip
F12C氏のサイトから、
【インストール方法】
・zipからboot.imgを取り出す。
・zipをF-12Cに転送。
・先ほど取り出したboot.imgをflash_imageでbootに焼く。
・再起動するとLEDが青く光るので適当にどれかキーを押す。
・CWMが起動するのでそのCWM上で通常通りzipを選択してインストール。
です。
まず、cm-11-20160812-UNOFFICIAL-f11eif_signed.zipから boot.imgを抜き出します。
そして、以上の4つのファイルをF-12Cのsdcard/downloadのフォルダに転送しておく。
bootファイルを焼くために flash_imageファイルをF-12Cに転送、これを使いboot.img をboot領域に焼きます。
(/system/bin/にflash_imageがあるのでこれを使っても良かったのか?)
ツール内にあったflash_imageをCドライブ直下にコピーし、以下をコマンドプロンプトで入力していきます。
$adb push ./flash_image /data/local/tmp/flash_image //flash_imageファイルを転送 (ひょっとすると書き込み不可になってしまうことがあるかも。その場合、他の手段が必要かも。)
C:\>adb shell
$su
# chmod 755 /data/local/tmp/flash_image //モードを変更しておきます。
# /data/local/tmp/flash_image boot /sdcard/download/boot.img //焼きます。
すると、
flashing boot from /sdcard/download/boot.img
mtd: successfully wrote block at a0f8000
mtd: successfully wrote block at a0f8000
.
.
.
mtd: successfully wrote block at a0f8007
mtd: successfully wrote block at a0f8008
finish of flashing
とズラズラと表示されて、焼けたようです。
リブートします。
# reboot
今度、CWMリカバリに入るにはDocomoロゴが表されたらVolumeダウンキーを押し続けるとリカバリにはいれます。
入り方が変わります。
入ったら
swipe でdata等をクリアしておきます。多分必須!
そして、予め入れておいた3個のZipファイルを順に焼いていき、リブートします。
これで終了。
で、立ち上がった後USBケーブルでPCと繋ぐとADBが通らない!汗!!
これはマスストレージUMSに設定すればで接続出来ます。結構焦った!!
以上で、CM11の導入記でした。